【ささぼーカップ】純正白緑ケンジ【デュエプレAD】
ひっさびさの更新!
デュエプレAD(オールディビジョン)デッキ解説。
目次は次の通り。
〇戦績
IQ2億という名前で参加。
2021年3月6日のささぼーカップDAY1を6-2で突破。
その翌日DAY2は4-2。
トータル10-4。53位。
1000人規模でこの順位はまあまあ良かったんじゃないかな。
対面はこんな感じ。
〇デッキを握るまで
赤白黒アウゼスが好きだった。
受けが堅く、クリーチャーと呪文のバランスも良い。
アウゼスが軽くて除去になって、打点になって、アルファディオスになって。
とても良いと考えていた。
しかし、①ティア1予想のゲオルグにアルファディオスが全く刺さらず、他のカードもささにりにくい(ゲオルグ天門に勝てない)。
②ミラーで勝ちきれない(私はアウゼスを握って日が浅く、熟練者に勝てない)
2つの理由から使用を断念。
ゲオルグ天門に強く、ミラーでも勝ち切れそうな山にしよう。
赤青黒ドルバロムを握った。
赤青黒ドルバロムは、ゲキメツをチラつかせながら、ドルバロムを着地させて勝つデッキ。
回した感じ、ゲオルグ天門に有利がつきそう。
新しいカードであるゲキメツがメインに据えられているので、熟練者との差もアウゼスほど大きくならない。
9マナためてしまえば、トップからバーロウ→ドルバロムで黒以外の対面はめっきり捲ることができるので、運勝ちも狙える。
しかし、速い山に弱い。ビートにもコンボにも。とりわけ、カチュアへの勝率は地獄。
幅広く取れる、そういう山ではないことが発覚。
赤青黒のサファイアにもそこまで強くない。
また、ゲオルグ天門に有利とはいえ、ゲオルグ天門のデッキパワーと熟練者の上手さから、確実に勝てるわけではないと判断。
路頭に迷い、様々なデッキを試していたところ白緑ケンジに出会った。
自己最速でマスターにも到達。
〇デッキ構築で心がけたこと
構築に当たって意識したのは、
①ケンジの捲りを最大限に高める
②ビート性能を失うかわりに受けを強くする
③ズルいカードをちゃんと使う
①は、白緑にする第1の理由。
当初はあまり理解していなかった。
他人の構築をみた私「なんでムーンナイフ入ってるんだ???」
Twitterで他の人の構築を見たり、友人に相談したりしてようやく理解した。
捲りを強くするためだと。
ケンジの捲りを最大限に高める。
これがケンジの今の使い方だ。
進化元をきちんと用意するのも大切なので、そのバランスを考えるのが楽しいところでもある。
軽いドリームメイトは出るだけで仕事をするベア子、ウ〇コス、バンジョーに絞った。
赤のドリームメイトは少し弱く感じた。(ボルパンサーは強い。)
②は、白緑にするもう1つの理由。
ジェネラルクワガタンが流行っているので、破壊以外の除去が強いと判断。
ナチュラルトラップ、エターナルガード、サーファー、一角魚あたり。
さらに、進化が多い環境でもある。進化クリーチャーも選べる除去が必要だ。
トリガーであるとなお良い。
以上から、ナチュラルトラップ、サーファーは環境最高級の除去だ。
とりわけナチュラルトラップはバウンスと異なり、次ターンの進化速攻も許さない。
このため、白緑か白緑t青が強いと判断。
最初は受けを意識してウルやコロビナーを採用していたが、
ウルは2体止められるものの、プレイヤーを殴れない
コロビナーはアポロヌスに無力という欠陥をかかえつつ、除去でもないので除いた。
これらは実際に使ってみて強いとも感じなかった。
サーファー入りは強いものの、色事故が怖くて白緑にした。あくまでビートダウンだから色はスマートな方が良い。
③ズルいカードをちゃんと使う。
私がプレイしたことのあるカードゲームはどんな環境であっても、ズルいカードがあった。
「それズルじゃん!」と感じるカード。
紙のデュエマだったら、2017年店舗予選の阿修羅ムカデ。
2019年店舗予選のスゴ腕プロジューサー、マリゴルド、天啓、バックラスター、ダチッコダッチー。
今のデュエプレも例外ではなく、ズルいカードがある。
ズルいカードということは、コストや制約に対して、アドバンテージが大きいカードであるということ。
つまり、強いカードということ。
そういうカードをちゃんと使うのが大切だ。
経験上、対策するより、使う側に回るべき。
(対策する側に回ろうとしてきて痛い目を見てきた。)
私が今のデュエプレでズルだと思うのは次の5種類。
①ゲキメツ
ゴッドは1枚で2枚分の働きをする。
しかも、状況に応じて使い分けられる。
ゲキメツは今弾新装されたゴッドの中でも群を抜いて強い。
単体でも除去あるいは蘇生。
ゴッドリンクしたら優秀なフィニッシャー。ランデス、除去、ハンデス。
メツの処理が遅れて負けた。
そんな経験が今環境で遊んでいたら1回はあるのではないだろうか。
②アポロヌスドラゲリオン
アタック時、ブロッカーなし、トリガーなしだったら勝ちという擬似エクストラウィン。
デッキ構築に制限がかかるものの、それに見合うだけのリターンがある。
一緒に採用されるバルケリオスドラゴンもズルポイント高い。
③アガピトス
CIPで3コスト光を着地させて相手クリーチャータップ。
言うなれば超天編のカードパワー。
パワー6000がコメットチャージャーに引っかかるものの、6コストブロッカーwブレイカーにタップのおまけ効果はやりすぎ。
難しく考えずとも、6コストで1枚から3点作れるだけでデュエプレでは強い。
④ボルパンサー
5コストで1〜4点SA。
横にならべられれば擬似全体除去付与。
確実に壊れ。まさにオリカ。
ドリームメイト、ドラゴンなのも強い。
⑤ジェネラルクワガタン
ドリームメイトから2枚目の参戦。
破壊耐性をもち、マナブーストもできる。
6コスト7000ブロッカーなのも強い。
先行4tケンジからこいつはズルいどころの騒ぎじゃない。
デッキにこいつ以外のドリームメイトが入らなくても、こいつだけ入れて良いくらい強い。
以上が私がズルだと考えるカードだ。
環境で強いデッキはこれらを複数枚搭載している。
たとえば、アポロはアポロヌス、ボルパンサー。ケンジはクワガタン、ボルパンサー、アガピトス。ゲオルグ天門はアガピトス、ゲキメツ。
強いデッキには強い理由がある。
〇デッキ解説
デッキの構成
ケンジ4
核。
デッキからランダムにクリーチャーをバトルゾーンに出すのは、連ドリームメイトというよりGR召喚。
次弾がジョルネードにならないことを祈る。
ウルコス4
小型ドリームメイト1号。
いつでも役に立つCIP持ちなので方針①とも合致。
ケンジから捲りテキトーに1ブーストするのも、後につながるので悪くない。
白を入れる理由1。
普通にプレイしても3→5でケンジにつながるのが強い。
後述のアガピトスから出るのも強い。
フェアリーライフ4
トリガーなので方針②と合致。
ヤッタルワンは方針①と矛盾。
ムーンナイフは盤面埋めてしまうので良くないと判断。
ベア子 4
小型ドリームメイト2号。
CIP持ちなので方針①とも折り合いがつく。
ケンジの進化元として優秀。
1枚減らすことも考えたが、殴られた時に出てくる1打点として評価。方針②と合致。
バンジョー 4
小型ドリームメイト3号。
CIP持ちなので方針①と合致する。
4→5でケンジにつながるのも良い。
4コストなので相手のエターナルガードに1ドローを与えない。
パワー3000なのでメツ、バーストショットを耐える。
炎槍には裁かれるので過信は禁物。
ジェネラルクワガタン4
ドリームメイトリーサルウェポン。
異常に強い。方針①及び③。
除去耐性だけでなく、マナブーストにもなる。
さらに、マナ置きが探索で選べるので、2匹目を置いて盤面を強くするもよし、小型ドリームメイトを置いて山を強くするもよし。
パワーラインが7000あるのもズル。
ケンジ攻撃からこいつは、勝ちみたいなもん。
ウーワンダフォーが破壊された時には誘発しないので注意。
ホーリースパーク4
裏の核。白を入れる理由2。
僕の盾には必ず埋まる。
方針②。
手打ちも強く、ブロッカーたくさんの盤面を無視できる。
並べてくるデッキにも手打ちしたいので、6マナで仕事するホーリーを採用。手打ちしやすいバリアントとは一生悩み。
ウーワンダフォー4
中堅(忠犬とかかっている。うまい!)ドリームメイト。
だいたい仕事するCIP持ちなので、方針①と合致。擬似天啓。
素出しはほとんどしないが、マッドネスがえらい。
ハンデスはこいつが入ってると分かりつつもハンデスせざるをえない。あるいは、ハンデスカードをとことん腐らせるかの2択。
ハンデス対面は必ずキープする。甘えは許すな。
試合後感想 パワー5000が強い。ボルガウルジャックのCIPで焼かれない。
アガピトス3
方針③。白を入れる最後の理由。
他のデッキを見る限り、こいつから出す種はデッキに6枚採用されている。
自分でも回した感じ、6枚必要と判断。
このデッキで1番納得のいっていないカード。
バリアントスパークにかえようかな?と思うこともあるが、やはり強いカードは強い。方針③。
試合後感想 変えないでよかった!絶対必要!
ナチュラルトラップ3
方針②。採用理由は前述の通り。
ホントは4入れたいが枠の都合上3。
ホントは打点になるサーファーを入れたいが色の都合上こっち。
サンフィスト2
アガピトスの種。アガピトスが抜けたら一緒に抜ける。
殴れる光緑3コストパワー3500。それだけ。
3500は重要で、裁きでも流れない。
3色でパワー3000のフルメタルレモンよりは強いと判断。
どの方針とも噛み合わないが、アガピトスの種としては現状最優秀。
方針②と噛み合うフルメタルレモンにして、ナチュラルトラップをサーファーにする線もあるか。
試合後感想 サーファー入れなくてもt青でレモンにしときゃよかった!レモンのが絶対強い!負けないよ〜って言いたかった!
採用候補
サーファー、バリアントスパーク、フルメタルレモン、ボルパンサー。
前3者については既述。
ボルパンサー
他の赤のドリームメイトが弱いので、赤の型は選択肢から排除。
しかし、ボルパンサーは無理に赤を入れずとも、タッチで入れて良いくらいには強い。ケンジから出せるし。
ただ、それではバランスが悪い感じがして、良い構築が思いつかなかったので結局不採用。
光マナが足りなくなるのは困る。
不採用
アポカリプスデイ
盾から捲って全てを変えてくれるようにみえて、盾になかなか埋まらない。
盤面並べ合戦で打っても有利にはならない。
ジェネラルクワガタンとセットなら強いが、だいたいスパークでタップキル、ブロッカー寝かせできる方が良い。
アクアリバイバー
たしかにサファイアとか見ると強いかもしれないが、ゲオルグに対してあまりにも無力。
多色なのも弱い。パワーも低い。
クワガタでドリームメイトに除去耐性がつくので、こいつの耐性なんて霞む。
アガピトスで出せない4コストなのも良くない。
ヤッタルワン
既述。
ムーンナイフ
既述。
サージェントクワガタン
仕事をするときにはナイス。
仕事をしないときにはただのパワー1000。
環境最初期は強かった気がしたが、状況を選びすぎると判断。方針①と合致せず。
こいつがいない分、ブロッカーデッキにはホーリースパークをキープ。
預言者リク
スパークの方が優先されそう。
普通はアポロ見て入るのかな?
アポロ対面はナチュラルトラップとスパークを盾に埋めろ。
サンフィストとアガピトスでブロッカーも一応ある。
ミューズルブール
擬似スパークかつ打点。
打点になるのは強いが、手打ちでつよつよブロッカーを寝かせられないので、スパークより若干落ちる。
〇デッキの良いところと良くないところ
このデッキの良いところ
①白緑なので色にこまりにくい
=トップが強い。
色マナ足りなくて出せない!が起こりにくい。その分、私も怒りにくい(またしても、うまい!)。
②ハンデスに強い
擬似天啓枠として入れてるウーワンダフォーがハンデス対策にもなる。
3コスト3500殴れるブロッカーだけを評価しているサンフィストも実はマッドネス。
リスト公開大会ゆえマッドネス6枚は実際以上に強い。
③かわいいカードしか入ってないので目に良い
イラストアドは重要。
フルメタルレモン、ごめん。
青白緑の色は好きなんだけど、その加点があっても好きじゃない。言うなれば、おっぱいが大きいだけの女。
サーファーはよく見ると、アタマからベロ出ててなんか嫌。
このデッキの良くないところ
①サファイアに弱い
ビート性能を受けに回しているので、受けを無視できるサファイアは天敵。
とはいえ、サファイア着地前に決着を目指せるため、現状のサファイアデッキに不利とは考えない。
②アポロヌスを受けにくい
サーファーを切り、ウーワンダフォーを採用。
その分、アポロヌスが着地してしまったら、デッキに3枚のナチュラルトラップ盾お祈りをしないといけない。
アポロヌス着地前にブロッカー設置、盤面処理を心がける。
③マーキュリーを受けられない
サーファーを切っているので、ここも厳しい。
マーキュリー着地前の決着を目指す。
〇各対面心がけたこと
ゲオルグ天門 体感5分
ケンジよりクワガタン優先。
嘘です。ケンジ優先。殴れ。
盾を減らして横広げることが肝心。
スパークは1枚ハンドにキープ。
ブロッカーを寝かしながら、横のフルメタルレモンを処理しないといけない。
アポロヌス 超絶不利
雑には殴らない。
ブロッカーの設置と盤面の処理。
それゆえ、アガピトスがキーカード。
コントロール 体感有利
ウーワンダフォーを必ずキープ。
甘えたハンデスを一切許してはいけない。
相手の受けは強くないので、ビートダウンして良い。
ケンジよりクワガタン優先。
メカオー 体感有利
雑には殴らない。
手札をなるべく与えない。
盤面処理を優先。
ケンジが大事。
ツヴァイ 体感有利→嘘。きつい。先手有利。
ケンジで殴る。
サーファー抜けてる分、マーキュリーがキツい。
長引けば長引くほど、こちらがキツくなるので、早期から殴って返しマーキュリー着地できないくらいで相手の盾0を目指す。
ツヴァイ何枚きてもこっちスパークあるよ、って言う。
ミラー 5分
ケンジとクワガタンどっちも大事。
先4tケンジは上振れ目指して殴る。
先にケンジ出した方が勝つ。
ベア子入ってる分いくらか楽。
以上。
デッキ作る時にこういう作業(採用理由と採用枚数の理由説明)やった時って結構勝てるんだよなー。
うんこ中の暇つぶしにでもなれば、幸いです。