ノーマル戦(コモン、アンコモン、レア限定戦)が楽しいって話

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どうも、マキコです。

 

はじめに

今回は、デュエマのノーマル戦(コモンアンコモンレア限定戦)を知ってもらいたくて、記事を書きました。

いわゆるパウパー(コモン限定戦)とは異なり、コモン、アンコモン、レアのカードを使うことが出来る特殊レギュレーションです。

 


以下、ルール説明ノーマル戦のよさサンプルデッキとその解説を述べていきます。

 


本当に楽しくて、周囲のプレイヤーからもなかなかに好評なので、ぜひたくさんの人に知って、楽しんでほしいと思っています。

 

 

 

ルール説明

コモンアンコモンレアのみ使用可。

・殿堂レギュレーション。

オリジナル。(デッキ40枚のみ。)

・特別プレミアム殿堂カード:希望のジョー星

 


あとは普通にデュエマ

レアリティなしのカードは使用不可

ただし、レア以下で、レアリティが付いているバージョンが存在するものは使用可。

また、ホイル加工のカードも問題なく使用可。

 

使えるカード、使えないカードの例

天災デドダム使用不可(レアリティがないため)

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デスカール/ロストソウル使用不可(レアリティがないため)

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ロストソウル使用可(呪文だけのカード。こちらはレアリティがあるため)

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カーリガネージャー使用可(レアリティなしのバージョンがあるが、レアのバージョンもあるため)

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特別プレミアム殿堂について

ジョー星ゼロルピアというデッキは、なんと、レア以下のカードのみで十分環境レベルの構築が可能。

それでは、特殊レギュレーションの面白さを減じてしまうと考えたため、特別にプレミアム殿堂入り。

 


ノーマル戦のよさ

一言でいえば、シンプルにデュエマを楽しめること。

やっぱデュエマのルール、ギミックはうまく出来ていて、良いゲームだと感じている。

 

 

 

環境では使わない強カードが楽しい

近年、特に、十王編、王来編では

「環境では使わないけど、なかなかに強いカード」

「使ってみたいんだけど、環境には通用しないカード」

が少なくない。

 

そういったカードに光があたるのがこのレギュレーション。

ドープフレイムバーンstarが強いなんて誰が思うだろうか?

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安い

とにかく、安い。

これが1番のおすすめポイントかもしれない。

3000円もあれば、余裕でデッキを組めてしまう。

高いカードに辟易している人には、組みやすさを激推ししたい。

 

 

 

テンポ感が良い

コンボが少なく、基本的には殴り合いになる。

3〜4ターンでゲームが終わったり、早期にゲームを決定づける「つまんないムーブ」はあまりない(まだ発見されていない)。

王来編にはレア以下のパワーカードが多いので、あまりゆっくりしてもいられない。

早過ぎず、かといって遅すぎず、ちょうど良いテンポでゲームが進む。

 

 

 

サンプルデッキ

赤青ガネージャー青黒緑ッドレンジ白単メタリカをサンプルとして紹介。

他にもデッキはあり、

この構築がベストというわけでもない。

ノーマル戦は構築段階からめちゃくちゃ楽しいので、いろいろ工夫してみてほしい。

 

 

赤青ガネージャー

カーリガネージャーと王来編で追加されたスター進化を中心に、手札補充をしつつ、盤面を有利にしながら、ビートダウンするデッキ。

2コストクリーチャーは、メインカード全ての進化元になり、損しにくい優秀なカードを11枚採用。

3コストはお茶濁し、4コスト以上はメインウエポンという感じ。

デッキレシピは画像の通り。

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各カード解説。名前の後の数字は採用枚数(以下同様)。

 

テスタロッサ4

 

メタ能力を無視しても、2コストバトル中パワー4000が非常に強力。

このレギュレーションでも、たまに踏み倒しギミックが存在するので、メタカードとしても悪くない。

 


ユニバーサル鮫アンドシー2

メタカード。

相手のD2フィールドを剥がしたり、ブロッカーを無視したりする。

強いと思ったことはない。

 


タンペペン3

ジャストダイバー、シンカパワー。

進化元として最優秀。

ジャストダイバーなので、生き残りやすい。

シンカパワーも強い。

選ばれないアタックされないカーリガネージャーは妖怪レベルのバケモノ。

4枚採用でいい。

 


グレンニャー4

手札減らさずに展開できるすごいヤツ。

詰め札を探しに行くこともしばしば。

序盤、中盤、終盤隙がない。

パワーが1だったとしても採用圏内。

 


モエルモヒッチ4

Cipで4000未満を一方的に破壊。

バトル中パワー4000も強力。

パワーライン4000が環境の基準点。


ダチッコマックstar2

このデッキの「誰ですか?枠」その1。

まずノーマル戦でしかお目にかかれないだろう。

3コスト2打点パワー9000除去耐性離れた時進化元アンタップ

強いことしか書いてない

殴ったあとのパワーは3000なので、取られやすいパワーラインではあるものの、殴り返されても進化元が残りやすい。

また、トリガーをケアして詰めにも使えるカード。

3ターン目に2打点叩き込むのも弱くない。

4ターン目のガネージャーで手札補充をした後、5ターン目に2コスト+マックstarで進化速攻できるのも強い。

使いどころが複数回あるスゴいヤツ。

1枚増やしても良い気がする。

 

 


テンサイジャニット1

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受け札にもなり、最悪、3コスト手出しでテンポを取れる。

相手のブロックに対応して、自身のマックstarを手札に戻してアンタップする隠しギミックもある。

 


クロック4

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デッキ構成上、早期に相手の盾を減らせるので、多くの局面で「クロックゲー」(クロック埋まってれば勝ち)を強いることが出来る。

この色のビートダウン最大の強みと言っても過言ではない。

ノーマル戦ではケアしにくいので、場合によっては、特別プレミアム殿堂の可能性もあり。

進化先はガネージャーしかないので注意。

 


ハルカス-1 2

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つなぎ的なカード。

3コストと進化速攻にはやや重く、進化先も少ないので、基本的には不要。

けれど、手札が減らないアタッカーはやはり弱くない。

進化先はガネージャーしかないので注意。

 


ドープフレイムバーンstar4

ビート対面最強カード。

先述の通り、パワーライン4000は環境の基準点。

パワー7000も強力で、6000ラインのスター進化を一方的に殴り返せる。

 


カーリガネージャー3

ハッキリ言って、良くもなく、悪くもないカード。

最近のスター進化と比べると、若干見劣りする。

とはいえ、手札が減らないのは安心感があり、損せずにビートダウンしやすくなるカード。

 


バルチュリス2

打点を増やせるだけでなく、多くのトリガーをケアできる。環境でもおなじみのカード。

5コストなのでコストを払っては使いにくいが、実質0コストなので、いつでも採用枚数を増やしていいカード。

ただ、通常環境と異なり、革命チェンジ先はないので、過信もできない。

 


キューティ-2 3

トリガー枠。

5コストなので、手打ちも圏内。

サーファーのようなバウンスクリーチャーや、スクラッパーシュトルムのような除去クリーチャーを積むのもアリ。

しかし、5コストでパワーや除去耐性を無視してだいたいのクリーチャーを止められるのが重要だと思い、キューティ-2を採用。

進化先はガネージャーしかないので注意。

 


ボルスレンバスター2

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盾が増える、ガードストライクという2点から受けになり

SA2打点、除去耐性持ちなので攻めにもなる。

見た目の割に、小回りの効く良カード

キューティ-2とハルカス-1のササゲールとも地味に噛み合う。

6コストなのも優秀で、レギュレーション中屈指のパワーを誇るシールドトリガー、テック団の波壊Goをケアできる可能性がある(さっきされた)。

 

 

 

青黒緑ッドレンジ

ハンデス、除去、リアニメイトによってリソースの優位を取りながら、詰めていくデッキ。

個人的には1番のお気に入り。

2→4の動きを重視しているので、2コスト4コストのカードが多い。

デッキレシピは画像の通り。

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各カード解説。


ベラドンナ4

ブースト兼手札破壊兼デスシラズstarの進化元。

序盤にマナ加速に使い、中盤から終盤では、デスシラズstarで吊って盤面取りながらハンデス飛ばす。

 


ジャスミン4

ブースト。初動。

3色デッキなのでマナゾーンの色を探しにいくこともしばしば。

 


アナリス1

ブースト兼ドロー兼シャッフstarの進化元。

数少ない水クリーチャー。

青マナとしても良い。

初動のかさ増し。

 


ヘルミッション2

革命編ブロック構築を知ってる人にはおなじみの超強カード

盾を守りつつ、相手のクリーチャーを除去できる。

アニメイトや墓地回収と噛み合いが良い。

 


ハヤブサマル1

受け札。

墓地回収が多いデッキなので、見た目以上に強い。

 


ノロ2

ノロン⤴︎︎ではない。

シャッフstarにもデスシラズstarにもなれる。

手札に戻したいクリーチャーと革命チェンジしたり、

墓地に落としたいカードを捨てられる。

素出しでもDisジルコンを捨てればリソースは損しない。

小テクとして、ヘルミッションからチェンジすると除去が飛ぶ。

 


Disジルコン4

「デドダムの偽物」と揶揄される彼だが、

このデッキにおいては、デドダムの代わりではない

 

リソース源なのはもちろん、実質モヤシブロッカーなのがえらい。

見た目以上の強さ。

このデッキのリソースを支えているカードなので、序盤から引いていると嬉しい。

 


解体3

やはり解体は強い。

デスシラズstarからタダで出てくることもある。

 


ホネンビー2

ホネンビーがプレイアブルなゲームスピードを楽しみたくてこのレギュレーションをやっているようなもん。

ブロッカー、墓地肥やし、墓地回収。

 


ムカデデスシラズstar4

このデッキの核その1。

墓地から4コスト以下を何でもリアニメイトできるスター進化2打点。

小回りが効き、奇襲性もある。

パワーラインが6000なので、だいたいのスター進化と相打ちか一方的にやられてしまうので注意。

 


リゲル-2 4

このデッキの核その2。

最近は環境でもたまに使われているようなので、「誰ですか?枠」から絶賛出世中。

墓地回収とマナ回収を状況によって使い分けられる強さは異常。

マッハファイターもめちゃめちゃ強い。

デスシラズstarからよくリアニメイトされる人。

このデッキではササゲールを一切活用できていないのが口惜しい。

 


カルマインカ1

カードプール全体を見渡しても数少ないクロックケア

墓地に置いておけばデスシラズstarから吊れるので使い勝手は悪くない。

マナに落ちてもリゲル-2から持ってこれる。

 


オニカマスシャッフstar4

このデッキの「誰ですか?枠」

基本的には弱いシャッフだが、パワー7000がえらい。

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ザインティザイン4

このカードを入れてから、デッキパワーが底上げされた印象。

5コストなので手打ちしやすい。

ビートダウンに対して全体3000マイナスはAOE級。

また、スター進化を進化元ごと1枚で除去できるのが◎。

リゲル-2で回収できるので、使い勝手も良い。

 

 

 

白単メタリカ

メタリカ特有の展開力相手への妨害を武器に、盤面を広げて圧殺するデッキ。

いつも変態特殊レギュレーションを共にしてくれる朱雀くん作。

陽彩&天馬の騎兵コンボ(後述)は、もはや芸術の域。

クリスタが居るときに2コストのクリーチャーは実質1コスト。2コストを厚めに採った展開力が最大の武器。

デッキレシピは画像の通り。

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各カード解説。


スパシーバ2

NEO進化。

選ばれないので、進化元としても進化先としてもアタッカーとしても優秀。

見た目以上に厄介。

 


クリスタ4

メタリカおなじみのコスト軽減。

異次元の展開力の起点。

 


プーンギ4

2コストメタリカでありながらパワー2500の呪文メタ。

GR召喚ができないオリジナルでも強力なことは、もはや常識。

 

輝羅4

メタカード兼受け札(ガードストライク)。

墓地から吊ったり、デッキからめくったりを否定する。

ズルは強いので、ズルを止めるカードも強い。

ガードストライク持ちで役割のある2コストなので採用。


ソルハバキ1

マナ回収。

メタリカではないが、1枚あることで戦術の幅が広がる。

 


ミクセル/ジャミングチャフ4

メタカード。

上下ともに最高級。環境でもおなじみのカード。

 


天馬の騎兵2

このデッキの「誰ですか?枠」その1。

令和の擬似ダイヤモンドソード

SAにならないのになんで必要なの?

その疑問にはフィニッシャーのところで答えたいと思う。

呪文ではなくメタリカクリーチャーなのでデッキコンセプトと噛み合う。

ガードストライクなので受けにもなる。

 


メメント1

言わずと知れたウルトラスーパーハイパーカード

場合によっては、特別プレミアム殿堂の可能性もあり。

 


ファイアボールチャネラー4

このデッキの準「誰ですか?枠」

1枚から進化速攻にも横展開にも繋がるカード。

ガードストライク持ちなのも〇。

 


バーナイン4

言わずと知れたメタリカメインエンジン

クリスタバーナインの盤面が残った。さぁ、祭のはじまりだ

 


オヴシディアサザンstar4

このデッキの「誰ですか?枠」その2。

アタック時、4コスト以下のクリーチャーの数ドローできるので、自身だけで1ドロー確定。

このデッキでは2ドロー、3ドローは当たり前。

ただ、強制ドローなのが不器用。

終盤はライブラリアウトに気をつけよう。

 


ラクルストップ4

メタカード。

実はサザンstarエンジェルコマンドドラゴンなのでG0に対応

ジャミングチャフと合わせて8枚採用。

呪文トリガーは完封できる。

クリーチャートリガーは盤面で圧殺。


陽彩2

フィニッシャー

味方にブロッカー付与。

パワーが高いので、とりあえずこいつに繋がれば何とかなる。

しかしデメリットとして、6コスト以下にアタック不可能力を付与。

そう。こいつのための天馬の騎兵

アタック不可能力天馬の騎兵シンカパワーで打ち消せる

芸術的なコンボ。

天馬の騎兵がなくとも、自身が3打点なので、横にブロッカーをたくさん並べたまま、3回殴れば勝てる。

 

おわりに

以上、ノーマル戦が楽しいって話でした。

3つのデッキを紹介しましたが、これらの他にも天門ジョーカーズ5cコン黒緑速攻赤黒鬼タイムガンガンマンモスなど、様々なデッキタイプが考えられます。

 

デッキも安く組むことができて、本当に楽しいです。
ぜひ、やってみませんか。

 

 

 

うんこ中の暇つぶしにでもなれば、幸いです。